小説【人狼への転生、魔王の副官】副官の大変さが身に染みてわかる作品

 はじめに

今回のオススメなろう小説は”人狼への転生、魔王の副官”です。(原作者:漂月先生)

それでは、”人狼への転生、魔王の副官”についての感想、登場人物、アニメ化の情報を紹介していきます。

 

紹介する”人狼への転生、魔王の副官”はコチラ!

あらすじ

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。

元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔物の気持ちもよくわかる。おかげで周囲からは知勇兼備の名将だと思われているが、実際は苦労の連続だ。

やたらと暴力に訴えがちな魔物たちを従え、すぐに文句を言う人間たちも何とかして、彼は今日も魔王軍の中堅幹部として頑張る。

感想と評価

オススメ度:★★★★☆

副官ってこんな大変な職業なんだなぁと通関させられる作品です。上って基本指示するだけで、忙しいのって下なんですよね…。

 

さて!気を取り直して、本作品を紹介していきます!!

まず、本作品ですが典型的なパターンである”魔物転生”です。

ただ、何か特殊能力が追加されているとか、神からお告げがあったとかは一切ありません。

主人公の頭の良さと、日本で培った知識で戦略していく感じです。

 

ここまで見るとなろう小説のテンプレで終わってしまいますが、それで終わらないのが作者である漂月先生の凄いところです。

テンプレ系で良くあるツッコミどころの多い作品と違い、ツッコミどころもなく、関心させられるような作りとなっております。

そのため、読み応えのある作品を求めている方にオススメできる作品です。

 

【個人的なオススメポイント】

 ”人狼への転生、魔王の副官”を読んだ中から個人的なオススメポイントを2つ紹介したいと思います。

その1:主人公以外のキャラも魅力的

 主人公であるヴァイトも魅力的ですが、他にも沢山の魅力的なキャラが登場します。

 主人公にスポットが当たりがちで、周りが上手く活かされていない作品と違い、時にはヴァイトすらも飲み込まんとするキャラも出てきたりします。

 沢山のキャラを紹介したいのですが、ネタバレになりそうなので自重しておきます…。

 でも一番カッコいいのはヴァイトさんですけどね!

 

その2:読みやすい

 長ったらしい説明文や解説なんかはなく、スッキリしており、とても読みやすい作品です。

 どのキャラが話しているのかも、ちゃんと分かるため、ストレスなく読むことができます。

 

更新スピードについて

現在は完結済みなため、更新されていません。

番外編も完結してしまっているので、今後の更新はなさそうです。

登場人物

 ヴァイト

  本作の主人公。異世界の人狼として転生。
  魔族の軍隊に所属しており、魔王軍第三師団、副師団長の肩書を持つ。
  結構な肩書を持つが、下を使わず自分が単独で攻め込んだりするなど、副師団長らしからぬ行動を良く取る。
  そのため、ことあるごとに”偉いことを自覚してくれ!”と、部下から叱られている。

 

 ファーン

  人狼。ヴァイトが取り仕切る人狼部隊の一人。
  姉御肌でなファーンお姉ちゃん。そして美人。
  犬をモフモフするのが好き。

 

 ガーニー兄弟

  兄ガーベルト、弟ニーベルトの人狼兄弟。ヴァイトが取り仕切る人狼部隊に所属。
  喧嘩っ早く、力こそすべて!の思考の持ち主たち。
  頭で考えて行動するよりも先に手が出るタイプ。つまりアホ。

 

 ゴモヴィロア

  魔王軍第三師団の長。大賢者。
  かなり長生きしているが、容姿は小さい女の子。語尾に”~じゃ”とおばあちゃん口調で話す。つまりロリババァ。
自分の名前をあまり気に入っておらず、周りの人に”モヴィちゃん”と呼ばせたがる。

 

 フリーデンリヒター

  魔王。竜人。
  風格が半端ない。竜人族は表情がほとんど変わらないため、感情が読みにくい。

 

 アイリア

  交易都市リューンハイトの女性太守。
  しっかり者で肝も据わっている。

 

アニメ化

  こちらについては、まだ情報は出ていません。

  ハーレム系ではないから後手後手に回されているのでしょうか…。おのれハーレム!!

  情報が入り次第、更新していきたいと思います。

 

まとめ

  オススメポイントとして、主人公だけではなく、周りのキャラも魅力的なのでで読んでいて飽きがこない作品です。

  戦略、ストーリー、キャラクター、どれもバランス良く丁寧に書かれており、一度読んだのにまた読み返したくなるような気持になります。

  俺TUEEEEEEEE!がお腹一杯の方や読み応えのある作品を探している方にオススメできる作品です。

  ただ、ハーレム要素はないので、そう言った作品が好きな方にはあまりオススメできないかもしれません。

 

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