はじめに
“小説家になろう”にて現在も連載中である小説【勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした】。
上記の小説を読んだ感想や登場人物の紹介、さらに書籍化やアニメ化についての情報を紹介していきます。
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あらすじ
ある日突然異世界へ、どうやら勇者召喚に巻き込まれたらしい。当然勇者は俺ではなく別の人……正に王道ともいえる展開に疑心暗鬼を募らせながら、俺は戦乱に身を投じていく――なんて事は全く無かった。
魔王? 1000年前に倒されました。勇者? お祭りの主役です。貴族? 親身になって世話を焼いてくれます。魔族? 人間と良好な関係です。戦争? 800年以上起ってません。魔物? ギルドと騎士団が対応します。送還? 最終的にノーリスクで帰れます。
巻き込まれた俺の今後はどうなるの? この異世界を存分に楽しんで頂き、交流や観光を行ってもらい、10年に1度の世界をあげてのお祭りを体験した後……怪我無く無事にお帰り頂きます。
異世界は――平和でした。
魔界の魔族、神界の神族、人界の人族、3つの世界と3つの種族が親しき隣人となって過ごす平和で優しい世界。
帰還までの1年を平穏に過ごしたいと思う気持ちとは裏腹に、何故か俺の周りには各界の重鎮ばかりが集まって来て……
感想と評価
オススメ度:★★★★☆
召喚された異世界は平和でした。
この手の召喚物は召喚された主人公がチートを駆使してハーレムを形成していく流れが支流なのですが、本作品については一味違います。
何を隠そう魔王も倒されて平和になっている状態からのスタートとなります。
その状態から何が始まるんだ、って?それは作者である灯台先生の腕の見せ所だと思っています。
個人的な見所としては、やはり平和な世界で主人公がどのように、この異世界に絡んでいくか、だと思っています。
主人公無双作品等はお腹一杯な方には個人的にオススメします。元々、自分がその状態で色々探していたら本作品に巡り合えました。
様々な謎やシリアスな展開が解き明かされていくストーリーとなっており、ワクワクしながら読むことが出来ます。
そして、上記が解消された後からは砂糖と蜂蜜を練り混ぜたような甘い展開が怒涛のように続きます。(たまにですがシリアス要素もあります。)
人によっては、好き嫌いがハッキリ別れてしまうかもしれません。自分個人としては楽しめています。
【個人的な見どころポイント】
数ある中から2つ紹介します。
その1:話の見せ方が上手い
クスッと来るようなギャグや甘いラブラブ展開が続くなと思いきや、引き込まれるようなシリアス展開も忘れない。
400話以上続いている作品の中でダレることもなく、続きが気になる作品であり続けているのは本当に上手いなと思わざるを得ませんでした。
その2:題名が秀逸
本編の内容を上手くボカシながら書かれているので、見てもネタバレな感じはせず、読み終わってから”なるほどな”と思わせるように仕上がっています。
そのため、安心して見られる題名です。
更新スピードについて
2、3日に一度のペースで更新されます。
比較的更新スピードは早いのでモヤモヤはそこまで溜まりません。
登場人物
”勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした”の序盤に登場するキャラを一部紹介します。
宮間 快人
異世界召喚に巻き込まれてしまった本作の主人公。
一度考え出すと周りが見えなくなってしまう。ルービックキューブが得意。
設定は容姿等の基本スペックは凡庸とのこと。でも主人公なので…。あとは分かるな?
楠 葵
一緒に召喚された高校生の一人。
陸上部の女の子。高飛びの選手で楠グループのお嬢様。
昔、とある理由からネットゲームを始めている。
柚木 陽菜
一緒に召喚された高校生の一人。
陸上部の女の子。長距離の選手で走るのが好き。
葵とは同じ陸上部で一つ上の先輩。
葵に長距離を一緒に走ろうと誘ってはいるが、あまり付き合ってくれないらしい。
末永 正義
一緒に召喚された高校生の一人。
陽菜とは幼馴染。先輩である葵に好意を寄せている。
リリア・アルベルト
貴族。爵位は公爵。
今回、異世界の勇者召喚を担った人物。
年齢は22歳。ちなみにシンフォニア王国では15~19歳で結婚するのが一般的なことらしい。つまり…?
ルナマリア
アルベルト公爵家の駄メイド。
とある人物の狂信者で、その方の話になると凄いことになる。
ジークリンデ
エルフ。アルベルト公爵家のメイド。
とある事情により喉を負傷し、声が出なくなった。
しかし何故か快人とは話してないのに会話が成立してしまう。
クロムエイナ(クロ)
見た目は幼女の魔族。性別は”どちらにでもなれる”
快人が迷子になっているところに現れ、助けてくれた。
日本のお菓子”ベビーカステラ”をこよなく愛する。
シャローナバル(シロ)
異世界の女神。天然。
クロムエイナから快人に対して加護を付けて欲しいと頼まれたため、快人と接触する。
基本、無表情で感情なく喋るが、快人曰く”反応によっては若干口角が上がったり下がったりする”とのこと。
書籍
現在は書籍のみが発売されております。
コミカライズについては、四コマ漫画にて発売されるとのことです。(日程は現在不明。わかり次第更新します。)
漫画の絵師は書籍版のイラストレーターである、おちゃう先生が担当するとのことです。
これは可愛いキャラ達が見れることが約束されたも同然ですね。
(2018/2/18 更新)
書籍化に続き、電子書籍でも発売が決定したようです。
アニメ化
こちらについては、まだ情報は出ていません。
書籍の売り上げも順調のようですので、もしかしたら時間の問題なのかもしれません。
四コマ漫画の売り上げによっても変動する可能性はあるので、何かしらの情報が入り次第お伝えしていきます。
まとめ
一味違う異世界召喚物を求めている方にはオススメできる作品となっております。
ただ、シリアスと砂糖のような甘い展開の差が激しいので、もしかするとそこが受け付けない、と思われる方も出てくるかもしれません。
また、本作品はハーレム物でもあるので、そちらを目当てにされている方に対してもオススメできます。
それと、全体的にヒロインがロリロリしているので、そっち系が好きな方には是非読んでもらいたいところですね。出てくるキャラは全員合法なので!!
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関連商品
書籍
勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした 1 (モーニングスターブックス)
勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした 2 (モーニングスターブックス)
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