【なろう小説 感想:死刑囚、魔法学校にて教鞭を振るう】ダークさが癖になる!

はじめに

今回オススメする“なろう小説”は【死刑囚、魔法学校にて教鞭を振るう】です。(原作者:無道 先生)

紹介するなろう小説”死刑囚、魔法学校にて教鞭を振るう”はコチラ!

それでは、なろう小説”死刑囚、魔法学校にて教鞭を振るう”についての感想、オススメポイント、登場人物、書籍化、アニメ化の情報を紹介していきます。

あらすじ


金木亮は人間として壊れていた。理性を持った怪物である彼は、ある日とうとう逮捕され、死刑判決を受けていた。

そこから紆余曲折を経て、現在、魔法学校で教師をしている。巧みに証拠を消し、学生を監禁しては、拷問をしていた彼だったが、教師になってから三年目の春、その国の天才皇女様が学園に入学してから、彼の学園生活が変わり始める。

従来の学園教師モノを真っ向から否定するアクションホラー、開幕。

感想と評価

オススメ度:★★★★☆

本作品は死刑囚である色々ヤヴェー人間、金木が異世界転生しちゃうお話。

あらすじに書いてある通り、異世界の魔法学校で教師始めますが、まぁやらかします。

日本で捕まったやつが異世界行って改心するはずもないよね。

そう言った一貫性が金木の魅力であり、作品を面白くしている一つの要素でもあります。

物語は基本金木視点で進みます。金木がいない場合は第三者視点で進む感じです。

結構古い作品で、最初の投稿は2017年と4年前からなのですが、2021年現在、第二部がスタートして2年ぐらいかな?投稿は比較的遅めなので、今からでも十分最新話に追いつけるかと思います。先生、たまに投稿が3か月空いたりしちゃうからなぁ…。一人のファンとして、いつも楽しみに待っております!!

ただ、結構グロいシーンや狂気的なシーンも多いので、苦手な方はやめておいた方が吉です。
あらすじから既に漏れ出ているかと思いますが…。

一風変わったなろう小説を求めている人には結構オススメです。

個人的にはこういうダークな感じの小説が結構好きなんですよね。日常生活に刺激を求めているんだろうか…。

【個人的なオススメポイント】


それでは、そんな本作を読んだ上で個人的に良かったな、と感じたオススメポイントを2つ紹介していきます。

その1:狂気的な主人公の魅力

あらすじから漏れ出ているかと思いますが、作品を読んでいくにつれ、金木と言う人物にどこか惹かれるものが見えてきちゃうんですよ。

カリスマなのか何なのか説明が難しいですが、一定の数値を超えたヤヴァイやつってどこか惹かれるものありますよね?ヘルシングの少佐とかBLEACHの愛染とか。

一貫して自分の信条を曲げないところが、この金木と言う主人公の魅力なのかな、と読んでて思いました。

ただ、そんな主人公が異世界に行き何を思い、どうして行くのか、改心はしないけど環境が変わればやはり考え方も少しだけ影響されたり…。

そんな主人公のちょっとした変化もあったりなこの作品、皆さんも是非読んで確かめてみてください。

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その2:ハーレムではない

ハーレムが嫌いなそこのあなた!安心してください、この作品はなんとハーレムではありません!

主人公である金木の恋愛観は中々ぶっ飛んでいるので、そこも見てほしいです。

どんな感じでぶっ飛んでいるのかは、是非ご自分の目で確認してみてください。

個人的には結構共感出来ちゃったところがあって悔しくなりました。内緒ですよ?

更新スピードについて

上でも書きましたが結構遅めです。

ただ、第一章は既に完結しているので、そちらをじっくり読んで貰えれば良いかなと思います。

登場人物

無道先生が書かれている人物紹介をネタバレしないように削って掲載しています。

カナキ・タイガ

24歳 三級魔法師 

 元々は日本で学校の教師をやっていたが、異世界転移で魔法の世界へとやってきた。

 学校では魔法の腕は平凡ながらも、卓越した観察眼と人心掌握術を活用して生徒からの人気は高い。更に、禁忌指定の魔法にも手を出している。

アルティ・リーゼリット

16歳 五級魔法師

 セルベス学園に通う二年生。魔法の腕はイマイチながらも快活な少女で、カナキのゼミ生徒である。エトとは一年生の時からの知り合いで、特に仲が良い。カナキと師弟関係を結んでおり、彼のゼミに所属している。

エト・ヴァスティ

16歳 五級魔法師

 セルベス学園に通う二年生。マティアスの娘であり、母譲りの魔法のセンスと父親譲りの高い身体能力を持つ秀才。現在はアルティの実家で生活している。カナキと師弟関係を結んでおり、彼のゼミに所属している。

マティアス・?

?歳 『無音の鬼人』レートSS+

 エトと住む痩躯の男。魔力を持たない人間であるが、超人的な身体能力と卓越した格闘センスを併せ持ち、シール市では最も強い手配者。

アリス・レゾンテートル

?歳 『屍術姫』レートS 

 『完全なる骸』と呼ばれる最上級魔法を扱う魔法師。日ごろから複数の死体を操って生活している女性であり、滅多に人前には姿を現さない。

レイン・アルダール

19歳 二級魔法師

 セルベス学園の四年生。治安維持部隊であるカグヤの隊長にして、学園屈指の強さを持つ。常に冷静で歯に布着せない言い方が目立つが、最低限の礼儀はわきまえている。杖と短剣が切り替え可能な魔導具を武器とし、不可視の魔弾をはじめ、多岐にわたる魔法を有する。

カレン・オルテシア

16歳 準一級魔法師

 セルベス学園に通う一年生。天才皇女様。文武両道で圧倒的な美貌も持ち合わせており、カナキ曰く「天が二物も三物も与えた人間」。オルテシア王国内で最年少の準一級魔法師であり、『念動』を応用した飛行魔法などを独自で編み出している。何事にも公平だが、唯一貴族だけは反感を抱いており、自分が王位に就いた際には貴族制の撤廃を考えている。

フィーナ・トリニティ

15歳 三級魔法師→準二級魔法師

 セルベス学園に通う一年生。天才皇女様のお付き。魔法の才能もさることながら、入学時に知能指数200を叩きだしており、驚異的な頭脳を持つ。皇女暗殺事件ではAレートの『狩人』を討ち取り、準二級魔法師へと昇格している。カナキを一目置いており、現在は彼のゼミで体術を中心に習っている。

ルイス・アルバス

15歳 五級魔法師

 カナキのクラスの生徒。南国出身の黒人で、誰に対してもフランクな態度で接する。カグヤ所属。

オルガ・シュメル

16歳 四級魔法師

 カナキのクラスの生徒。貴族至上主義でプライドも高い。また、幼少期からの英才教育により魔法師としても優秀。

井堂志龍 (シリュウ・イドウ)

16歳 二級魔法師

 日本から異世界転生した少年。驚異的な身体能力を持ち、カレンとも互角の戦いを繰り広げる。剣道有段者。

井堂雫 (シズク・イドウ)

15歳 二級魔法師

 兄と同じく異世界転生者。兄とは対照的に魔法に高い適正を持ち、準一級魔法師にも遅れを取らない実力を持つ。カナキに不信感を募らせている。

書籍について

難しいんじゃないかなぁ…。凄い好きな作品なので推したいんですけどね…。

金木の考え方が中々ぶっ飛んでいるので、書籍として販売するのは難しいのかなぁと思ったりしました。

無道先生の作品結構好きなの多いんですが、主人公の考え方が基本ぶっ飛んでいるので書籍化するときは結構性格変わっちゃいそうな気もします。

ただ、そこが変わると作品が全くの別物になってしまうので、なんだかなぁと言ったところです。

R18とか制限付ければ出せるのかな?個人的には結構待ち望んでいたりします。

アニメ化

そんなわけで、こちらも結構絶望的なのかなぁ…。

最近の世の中で、こういう作品を映像化したらメチャ叩かれそうなんだよなぁ。

考え方としては面白いし、こういうものを作品として世に出してくれるのは読者側としては読んでて面白いんですよね。

まずは書籍化ですかね。何か情報が入り次第、随時更新していきます。

まとめ

なろう小説である本作”死刑囚、魔法学校にて教鞭を振るう”について、ここまで説明してきたことをまとめます。

・主人公の狂気的な部分がとても良く書かれている。自身の信念を一貫することの魅力が良い。

・異世界に行き、ちょっとした主人公の変化。どのように変わっていくのか。

・キャラも多彩で豊富。女性キャラだけではなく、男性キャラに対しても見せ場はある。

・主人公が最強と言うわけではない。

以上になります。

紹介した”死刑囚、魔法学校にて教鞭を振るう”はコチラ!

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コメント

    • 無道
    • 2021年 5月 10日

    その作者です。
    この度はこのような形で紹介していただきありがとうございます。
    2年前からなかなか現実が忙しくなり、更新頻度かなり落ちていますが、このように紹介していただくことが何よりも創作活動の励みになります。
    2章に入っていますが、1章で回収されていない伏線等も回収する予定ではいます…。
    これからもどうぞよろしくお願い致します。

      • ropo
      • 2021年 5月 10日

      無道様
      まさかコメント頂けるとは思ってもみませんでした!!
      最初に読ませて頂いたのは「もしもサイコパスがデスゲームに巻き込まれたらこうなります」で、面白いなぁと読んでいたら、気が付いたら先生の作品全部読んでいました。
      伏線回収楽しみにしています!!
      お忙しい状況での更新、本当に頭が下がります。。お体に気を付けて、更新して頂けたら幸いです。

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